子供へのプログラミング教育が、普及し始めています。
今年は「ルビィのぼうけん」というプログラミングの考え方が身につく
絵本が発売され、話題を呼びました。

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この絵本には一切、プログラミングの言語などは登場しません。
あくまでも”プログラミング的な思考方法”を育む物語となっています。

「プログラミング教育」と聞くと、
プログラミング言語やコンピューターを用いた授業など、
直結したイメージを抱きがちですが、現在の幼児教育の現場のプログラミング教育は
きちんとその思考方法に注目したもので展開されていっているようです。

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今回紹介するPrimoToys社の木製ブロック「Cubetto」も、
子供がプログラミングが学べるもののひとつ。
先ほど紹介した「ルビィのぼうけん」が読み書きができ始める
5歳以上の子供が対象だったのに対し、Cubettoの対象は3歳以上の子供。
つまり、まだ読み書きのできない子供たちにコンピューターの画面を一切使わずに
プログラミングを教えることができるブロックなのです。

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キットに入っているのは、キュートな顔がついた木製のロボット、
ゲーム版、ゲーム版に差し込む色の異なるブロック、
小さなレジャーシートくらいのマット、そして遊び方の本のみ。
ブロックは前進(グリーン)、右折(レッド)、左折(オレンジ)、機能(青)を表しています。
ボードはプログラミングでいうところのインターフェースとして機能していて、
子供はロボットの動き方を自分で考えてブロックをボードの上に設置します。

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これでOK!となったらボードのスイッチを押すと…
設置したブロックの指示通りにロボットが動き始めるのです!

動画を見ていると、進まなくなってしまったロボットを見てうーんと考え込んだり、
ママと一緒にどうしようか?を考えたりする様子が映されていています。
コンピューターの画面に依存していないCubettoだからこその姿ですよね。
子供はより刺激のあるものに弱く、コンピューターの画面があると
画面上のものとの対話ばかりになってしまい、
社会性の発達が疎かになりがちですが、
このCubettoはそんな心配はなさそうですよね。

Cubettoは現在販売予約を受け付け中。
今申し込めばクリスマス前に出荷が間に合うそうなので、
お子様やお孫さんへのクリスマスプレゼントにお悩みの方は
こちらも候補に加えてみてはいかがでしょうか。

(via PRIMOTOYS)