子供のプログラミング学習に使える電子DIYキット「MESH」をご存知でしょうか。
mesh04 一見、消しゴムのようにも見えますが、
専門知識がなくてもプログラミングを作ることのできる魔法のようなブロックなんです。
ブロックは「タグ」と呼ばれ、ブロック同士をワイヤレスで接続することができます。

現在発売されているタグは7種類。
トリガー(きっかけ)となる入力系が5種(ボタン、人感、動き、明るさ、温度・湿度)、
処理結果の確認にも使える出力系のものが1種(LED)、
外部のモーターやセンサーに繋ぐ機能拡張のための汎用入出力系が1種。
mesh001 それぞれのカラーも入力系は寒色、出力系は暖色、汎用入出力系が灰色となっており、
感覚的にそれぞれの役割を認識することができるようになっています。

様々な仕掛けは、MESHアプリでそれぞれのタグを繋げて作ります。
mesh02 例えば、「ボタンを押した時にLEDを点灯させたい」時は 、
アプリでボタンタグのアイコンと、LEDタグのアイコンをドラッグ&ドロップし、
ふたつを繋げるだけ。
これだけでボタンが押された時に、LEDが点灯する仕組みが完成します。

プログラミングや電子工作の専門知識がなくても操作できることが特徴。
そんな特徴を生かして、こんなイベントも開催されています。
→女子中高生がセンサーブロック「MESH」を使った開発に挑戦、IoT貯金箱からラジコンカーまでユニークな作品が完成

イベントでは、タグの押し方によってLEDの色が変化するコンサート用のうちわや、
寝坊するとiPadで写真を撮られてしまいSNSに投稿されてしまう装置など、
本当にユニークな作品が沢山完成したようです。
パズル感覚、ゲーム感覚でプログラミングできることで、
自由な発想を潰さず、のびのびと開発に向かわせたのでしょう。

公式サイトでは、ユーザーの考えた遊び心溢れるレシピが次々と公開されています。
mesh05 ありそうでなかった、あったら便利!という仕組みが盛り沢山です。

このようなアイテムがごく当たり前にこのような物が身近にあることで、
子供達はIoTの考え方を自然と身につけていくことになるでしょう。
子供の「こんなこといいな できたらいいな」が自分の工夫次第で
もっと沢山実現できるようになるといいですね。

(via 遊び心を形にできる MESH)