capsule01 まちのおもちゃ屋さんや駄菓子屋さんの前に並ぶ、あのワクワクする機械。
通称、ガチャガチャ。
参考写真には、子供ならみんな目を輝かせてしまう様々なおもちゃ。
お金を入れてハンドルをひねると、コロコロとカプセルが転がってくる…
ドキドキしながら開けてみると、そこには、写真とは似ても似つかないおもちゃが…
なけなしのおこづかいが、欲しくもないおもちゃに消えてしまったあの悲しみ、
覚えている大人の方、きっと沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、そんな話も今は昔。
(そもそも若い方はそんな経験ないかもしれません…)
現在では子供はもちろん、大人向け商品も沢山発売されているカプセルトイは、
玩具業界において確固たる地位を確立しおり、
その商品のクオリティも、この値段でこの緻密さ?!と驚くようなものばかりです。

そんなカプセルトイにおいても、Iot化が始まっているようです。
カプセル玩具販売大手のハピネット・ベンディングサービスは、
IoT技術を活用してカプセル玩具の販売データをほぼリアルタイムで収集する「販売データ取得システム」を構築。
Iot技術を活用することで商品の補充と入れ替えを適切なタイミングで行う仕組みを確立することに成功しました。

2013年にこのシステムをテスト導入し、2014年から本格的に展開を開始。
営業担当者が行きにくい、営業拠点から離れた地域の得意場所を中心に約5000台がこのシステムに対応しているそうです。
capsule02 (カプセル玩具自販機の内部に設置された通信機器)
もしかしたら、あなたの回したあの機械もIot対応機器だったのかも…!

最近ではカプセルトイのリリース情報もネットなどでよく目にしますよね。
あれが欲しい!と思って小銭を握りしめて行っても、
既に売り切れ。そこにあるのはスッカラカンの透明の機械だけ…
なーんていう、あの悲しい状況が起こらないようにしよう!というわけです。

capsule03 右肩上がりで成長し続けているカプセルトイ業界。
カプセルトイ専用の販売コーナーを見かけることも珍しくなくなってきました。
その市場規模は300億円とも言われています。
今後ますますこのようなIot化が進み、効率化が進むことで、
市場規模も更に広がっていくのではないでしょうか。

(via http://businessnetwork.jp)