スペイン第2の都市、バルセロナ。 人口160万人のこの都市は、Iot先進都市として世界に知られています。

バルセロナ市はITパートナーとしてマイクロソフトと手を組み、 インフラ整備から市民へのサービス提供、交通や医療教育などに ビッグデータシステムを活用しています。 同市には市内全域をカバーするWi-Fiで接続された スマートパーキングメーターが設置されており、 駐車可能な駐車場の情報がリアルタイムで提供されています。 もちろん、駐車料金はスマホで支払いが可能です。 また、毎年９月に行われ５日間で200万人もの動員があるメルセ祭りでは、 そのビッグデータを分析し、どの場所に各施設をどのように配置するべきか などの計画に役立てているそうです。

古くから伝わる伝統的なお祭りの円滑な進行に、最先端の技術が活用される。 あくまでに主役はそこに居る人間で、その快適な生活のためにIotを利用する、 というIot活用の理想的な事例ではないでしょうか。 今後、このような都市はますます増えていくことでしょう。 日本でこのような試みに一番初めに手を挙げるのはどこの都市でしょうか。 楽しみですね。

参考URL http://www.microsoft.com/ja-jp/business/industry/gov/govcase/barcelona.aspx