IOTを語る際になくてはならない人物、スティーブジョブズ。 彼がいなかったら、IOTという概念はなかったかもしれません。 彼はIOTの創造神と言っても過言ではないでしょう。
そんな彼の名前が入った一冊、「スティーブジョブズのデザインしていた未来」。 アップル、そしてジョブズについてだけ書かれたものかと思ってしまいますが、 IOTによって私たちのライフスタイルがどのように変わっていくのか? 詳しい事例を交えて解説されています。

21世紀の初めにアップルがiPodやiPadを発売したことで、 様々なモノがインターネットと繋がり始めた今、 グーグル、アマゾンといった企業は一体なにを考えているのでしょうか? また、新しいモノづくりとはどうあるべきなのでしょうか? 日本の製造業にはどのような課題があるのでしょうか? それらの疑問の答えが沢山詰まっています。

それにしても、このようなものを読めば読むほど、 タイトルの「スティーブジョブズがデザインしていた未来」の 完成形を見て見たかったという気持ちになってしまいます。

しかし、残された私たちは今もまさに、彼の描いていた未来を生きています。 IOTの更なる普及によって、天国のジョブズが悔しがるような世界になることを期待しましょう。