iottilet01 あなたの働いているオフィスには、トイレは何個ありますか?
仕事中は行きたい!と思ったタイミングと、
実際に行ける!というタイミングがぴったりと重なることが多くない上、
個数が少ないオフィスだと、せっかく仕事を中断して来ても
まちぼうけをくらってしまってイライラしたり。
知っている顔が多い中で、なんとなくトイレで顔をあわせるのが気まずい、
なんて意見もありますよね。

そんな悩みを抱えるオフィスにこれから広がっていきそうなのが、
伊藤忠テクノソリューソンズ(CTC)が開発した、
トイレの個室の空き状況が確認できるクラウドサービス「IoTトイレ」です。

発電パネルと無線が内蔵されたセンサーを使用し個室トイレのドアの開閉状態を判断、
空き状況をPCやスマートデバイスから確認することができます。
iottoilet02 節電パネルを使用しているため電源の確保が必要なく、
配線工事、サーバの設置なども不要なため、
小規模なオフィスでも簡単に導入することができます。

このIoTトイレ、昨年度にCTC社内で行われた
「業務改善や問題解決につながるツール作成コンテスト」から生まれたものだそうです。
実証実験には三井不動産も参加しました。
三井不動産は既存のオフィスビルの概念を超えた
新しい付加価値を提供することを企業理念としているため、
このようなオフィス向けIoTサービスの開発は
それを体現する取り組みのひとつとなるそうです。

本来、トイレ個室の平均利用時間は2分半なのだそうですが、
個室内でのスマホ利用により、利用時間は6分にまで伸びてしまっているんだとか。
トイレの個室利用がわかることで、日々の小さなイライラが解消され、
少しでも気持ち良く働くことができるといいですね。

(via 伊藤忠テクノソリューソンズ)