why01 昨年4月、文部科学省が2020年から小学校でのプログラミング教育の
必修化を検討していると発表しました。
それまでにも子供向けのプログラミングに関する教育が広がりつつある印象でしたが、
発表を受けその速度は加速しているように思います。

こちらのブログでも、文字が読めない子供でもプログラミングが学べるブロックや、
プログラミングの考え方が身につく絵本などを紹介してきました。

そんな文部科学省の発表の2,3週間前である昨年3月下旬に、
Eテレ(NHK教育テレビ)にて、プログラミングの番組が始まっていたことをご存知でしょうか。
番組のタイトルは「Why!?プログラミング」
why02 番組の進行は、IT企業の役員でありながらお笑い芸人である
厚切りジェイソンさんと2匹のパペット。

アメリカ・マサチューセッツ工科大学が作り、無償で提供している
子供向けのプログラミング学習用言語「scracth」を使いながら、
プログラミングの面白さやその本質を伝える内容になっています。

昨年3月に5回に渡って放送され、その後8月には続編が放送。
今ではそれらの回が定期的に再放送されています。

番組に関する想いを、ディレクターである林一輝氏が
リクルートライフスタイル内のインタビューで明らかにしています。
why03 (via リクルートライフスタイル)
インタビューの中で、林氏も初めは
「正直、子どもにプログラミングってどうだろう?」
と感じていことを告白しています。
それが、ある経験を通して考え方が変わったことや、
プログラミングを義務教育化は早すぎる、という声に対しての反論、
番組に対する想いなど、とても興味深い内容になっていいます。
興味のある方はこちらからご覧になってみてください。

今後、このような番組を始めとして、
プログラミング教育に関する環境が段々と整っていくのだと思います。

あと10年も経つと、今の大人たちが学校の図工や美術の時間に、
はさみやクレヨンや絵の具の使い方を教えてもらったように、
プログラミングの作り方を教えてもらった子どもたちが大人になっているでしょう。

そして、今よりもっと自由にプログラミングされた、
もっともっと面白いものが沢山世の中に出てきているのではないでしょうか。

今からその時が楽しみですね。

(via リクルートライフスタイル)