以前、ペット向けIoTの進化が著しくIoTならぬIoAなんて言葉さえも生まれつつある、
という話をこちらのコラムで取り上げたことがありました。

ペット周辺は相変わらず盛り上がっているようですが、
ここ最近進化著しいのが「赤ちゃん」を取り囲むIoT環境です。

日本の住宅事情から考えるとそこまで必要性を感じませんが、
赤ちゃんの頃から一人部屋を与えられるアメリカなどでは
以前から赤ちゃんの様子を見守る監視モニター製品はIoT出現以前から
数多く販売されていました。

その以前からある監視モニターにIoTの技術が加わり、
カメラでありながら、赤ちゃんの呼吸や心拍数、体温を知らせてくれるものや…

(via cocoon cam)
赤ちゃんの衣服に装着することで、呼吸や体温、体制や寝ているかどうかなどを
スマホアプリから確認できるウェアラブルデバイスも登場しています。

(via mimo)
ちょっと赤ちゃんが寝返りを打ちにくそうな気がしますが、
そこはこれからの進化に期待といったところでしょうか。

(via owlet)
こちらの靴下は、赤ちゃんに履かせれば、常時赤ちゃんの心拍数や酸素レベルを測定、
以上があればアプリから知らせてくれるというもの。
こちらは寝返りの心配はありませんが、暴れて脱げてしまわないかということが、
ちょっぴり心配かもしれません。

監視モニターは日本の住宅事情ではあまり必要性を感じない、
と書きましたが、核家族化が当たり前になり、
お母さん(もしくはお父さん)ひとりでの育児が多くなった今、
IoTアイテムはきっと日本中のひとりで育児をしている方々にも役に立つはず。
このようなアイテムが広がり、
育児中のみなさんが少しでも多く眠ることができますように…!