「車とIoT」に関してのニュースって、よく耳に入ってきますよね。
実際生活していても、車の未来の形=未来の象徴として扱われている気がします。

その一方、少し遅れをとっている印象があるのが、電車。
紙の切符からICカード乗車券への変換は鉄道業界にとっても、
私たちの生活にとっても大きな変化だったと思いますが、
この先はどのように進化していくのでしょうか。
そこにはやはりIoT技術の導入があると思われますが、
実際、鉄道業界はIoTをどのように考えているのでしょうか。

現在、JR東日本ではIoT技術を利用したアプリを配信しており、
列車の運行情報、列車一のリアルタイム情報だけでなく、
各車両の室温や外気温、コインロッカーの空き情報といった情報も届けられています。

しかし、IoTを利用した取り組みとして大きなものは、
「車両メンテナンス」にあるのだと言います。
2015年11月から運行を開始した山手線の車両では、
主要機器の情報を列車情報管理装置に集約し、
動作状態を車上と地上でリアルタイムに監視できるように。
これによって故障の予兆把握や故障発生時の迅速な復旧が可能になったそうです。

刻一刻と変化する列車の状況は、IoTととても相性のいい組み合わせ。
今後、20年後を見据えてIoTやビッグデータ、AIなどの技術を利用し、
サービスを見直していく予定だそう。
もしかしたら、そのうち改札という概念もなくなっていったりして…
20年後を楽しみにしていましょう。

(via @niftynews)